赤 兩椛（せき りょうか）です。
四柱推命は流派によっては帝王切開の方は、八字の状況と実際が乖離している例があると言われているみたいです。本当にそうなのでしょうか？帝王切開の方の鑑定・検証をしてみました。
帝王切開と時柱の検証ー④をしてみたいと思います。
今日は前回のC子さんの引き続きで第４弾⇒『帝王切開と出生時間(時柱)の検証③』
今回の彼女も帝王切開のブログを読んでご連絡をくださり『検証協力』していただける事になりました。
２０代・女性ーD子さんです。
D子さん、ありがとうございます！
ご質問にも丁寧に対応してくださり大変感謝しております。
前回のC子さま同様２０代の方なので奥深く・・検証とまでは言えませんが、今回のご協力者さまは今までの方(緊急帝王切開)と違い予定帝王切開の人となります。
姉の出産の際に自然分娩からの帝王切開を経験していたので、私の時は母が最初から帝王切開を希望していたらしいです。
予定日はもう少し後だったらしいのですが、お医者さんに「土日は病院が混むから」という理由で金曜日になったとのことでした。
出産予定日は病院側(医師との話合いの流れ)で決められたそうです。
医師からすると
『忙しい時に手術するより、時間に余裕がある時の方が丁寧に対応できる』
と考えて提案したと考えましょう！
※D子さんは未熟児(2000ｇちょっと)でお産まれになったと書かれておられましたが、多分2000ｇ未満なら未熟児になるのかも知れませんが、体重がちょっと少なくても、ある程度在胎週数があれば未熟児には該当しないかもですね。
後、皆さん知っておられるかどうかは分かりませんが、帝王切開は母体には負担のかかる手術ですが、赤ちゃんに対する安全性が一番のメリットと言われているのですよ。
後、他にも上にお子さんが居て行事がある・預け先の予定確保・ご自身が働かれておられるなら仕事の調整・いつ生まれるか分からない状態は不安だしご主人様やパートナーの出張や仕事の状況で目途が立った方が産みやすいという利点もあります。
母親は命をかけて出産します。どのような出産になっても楽な出産も無事な出産もありません。
話がそれましたが、D子さんの検証に行きます。
現在までの事象はそこそこ合っていました。
D子さんがこれまでに事細かに書いてくださったので、幼少時期～現在までの出来事で○（喜）・×（忌）と大運を照らし合わせました。
現在特技を使ってリモートワーク。財が多い命式でご自身の性格を簡単にお伝えし、学校生活・今後の働き方の希望・趣味や異性関係等事象を照合した所、まずまず命式と合っている感じはしました。
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『財星多い(大過)の命式・浜崎あゆみさん』
仕事も会社勤めはしたくないらしく、今はアルバイトや派遣で働こうと考えておられるらしく、それが命式にも表れていました。
官のない人は組織や学校生活を窮屈に感じる(もしくは続かない)傾向を感じます。(命式の配合にもよります。)⇩D子さんご感想。
私の姉や仲のいい友人も官星が無くて、2人とも仕事が続かないことで悩んでいるので、やっぱり官の無い命式は仕事に悩みやすいのでしょうね。
そして、これまでの出来事で大変悪い時期を(××)バツバツで表記してくれてたのですが
●１０代に３年続いて(×ー××－×)の時期がありました。
××の時期は幼少期から現時点迄で、10代の真ん中のこの１つだけ。
彼女にとってここは学生時代にあたるのですが、もしや・・と思い前回の検証ーC子さん『帝王切開と出生時間(時柱)の検証③』の鑑定と同じく万年暦で調べてみた所、××(2012年)×(2013年)空亡年でした。
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※空亡だから必ずしも悪くなるではなく大運や年運も加味・命式や巡運によっては解かれる場合もあります。
そして、彼女は空亡＋接木運ももろ被っていたので、余計しんどかったのかな～と感じました。
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『大運と接木運が重なる時はどうなるの？』
そして時柱⇒彼女の将来は？
前回も書いたと思うのですが、時柱は晩年を表す場所です。
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『Q：時柱(出生時間)が不明ですが占えますか？当たらなくなりますか？』
この部分は未来となりますので、ご自身が今後生きていく上で『そのようになったのか？』をご自身で確認していただく所となりますが、時柱の部分で私が思った事をお伝えさせていただきました。
会社勤めではない感じ？を時柱からは受けました。
私が生きているうちならお知らせ頂けると幸いです。笑
さいごに。現段階で思う事。
未来は自分で作り上げるものです。
自分がしてきたこと・努力してきたことが自分の未来を創ると私は思います。
運勢は四柱推命的に言うと、大運や地支の影響を受たり干合によって命式が変わる時もあります。
空亡や冲の影響・接木運や大過の影響で荒れるときもあるでしょう。
産まれ方(自然分娩or帝王切開orその他の出産方法でも)の違いで、実際の時柱との乖離というより、それまで歩いてきた道(自分がしてきた事・生き方)が未来(晩年)に大きく影響してくると思います。
ですから、生まれた時間で命式は一旦は決められて？も、(運がどう傾くかは一先ず置いて)現実的には自分がやってきた事の集大成が(時柱)なのです。
たとえ『将来悪い命式だ』と言われても覆せるのです。命式運命は断定ではないのです。
占いは一予測で100％当たるなんて事はないのです。
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『命式は生きるヒント&目標時期の参考に！命式に振り回されてはいけないという事。』
科学の観点からの見解は違うのかも知れませんが、私見では帝王切開(予定帝王切開でも)⇒時柱は当たらない説？は私個人は納得していないので現段階では採用はしません。
当方の鑑定は、命式(断定)鑑定ではなく、命式から表れている事＋(予測)鑑定をしたいと思います。
【最終回】E子さん鑑定⇒『帝王切開と出生時間(時柱)の検証⑤』
最後になりましたが、D子さん・この度はご協力ありがとうございました！
それでは今日はこの辺で。
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■関連記事
何故私が帝王切開の検証をしようと思ったのか書いています。
『帝王切開と出生時間(時柱)の検証①』
