赤 兩椛(せき りょうか)です。
四柱推命では『10年毎の変化を大運・30年毎の変化を接木運と言います。』この時期は人生の大きな転換期が来る確率が高いです。2つ重なると確実に大きく何かが変わる・動く時期と見ても良いのではないでしょうか。
◆もくじ◆
今日のお題ー大運と接木運が重なる時はどうなるの?です。
友人にモテる女性がいます。
※友人に了承を得て記事を書いています。
会話も楽しくチャーミングな人です。
その友人には彼氏が二人いるのですが、笑
※二股の是非は置いといて、四柱推命ではどういうことなのか?という事に注目してくださいね。
現在彼女は接木運(30年毎の転換期)に入っているのと
【ワンポイント】
■接木運とは?⇒30年に1度の人生の大きな転機となり(季節のかわり目が接木運⇒3年間続く)
⇩〇(茶丸)の部分⇒大運支に辰・未・戌・丑にきた時期(季節の曲がり角)に運命上の変化や動揺があると考えます。
【ワンポイント】
◆寅卯辰(木)⇒春
◆巳午未(火)⇒夏
◆申酉亥(金)⇒秋
◆亥子丑(水)⇒冬
●茶色字の部分で接木運が巡ります。(節気の土用)
●順行運・逆行運によって入る時期・抜ける時期は人それぞれ違います。※3年間続きます。
●巡る時期⇒大運の地支が土の時。(丑辰未戌が巡っている時に適応)
○順行運の人⇒大運(10年間)の終わり直後の3年間。
○逆行運の人⇒大運(10年間)の入った直後の3年間。
◆大運は10年毎・接木運は30年毎。
◆人によって回数は異なりますが、生きているうちに大体3回くらい回ってきます。
【例】
●13歳~16歳(1回目)
●43歳~46歳(2回目)
●73歳~77歳(3回目)
⇧例題の年齢は人によって異なります。皆がこの年齢の時期に巡ってくる訳ではありません。
◆接木運は足場が不安定である為、体感では変化や変転・ゴタゴタ・停滞・模索・準備中・と中々地味にしんどい時期であります。(停滞極め(稀に)真逆に大躍進する人もいるかも?)
その上彼女は、大運(10年毎の転換期)も変わる時期で
■大運についてはこちらをご覧ください⇩
年運と併せて観てもちょっと男性関係的に不安な巡りに来ているし彼女自身、命式に官殺混雑(男性とのご縁が多いので出入りも多いという事になります。)があります。
『時期が時期だし二股掛けてると災難に遭いそう。どちらかとお別れする方がいいんじゃないの?』
と言ったら、先日
『あれから一人と完全にお別れしたよ!』
と言ってました。
結局、長いお付合いしていた彼を切ったのです。
運を下げない人は不穏を察知して行動をします。
大運・接木運とダブルで曲がり角(変化の時期)が巡る・来ているという事は(次の大運がどういう時期になるかや、ご自身の命式の兼ね合いで考え方は異なりますが)
良い・悪いはさておき大運と接木運が重なってるという事は、そう遠くない時期に
何らかの大きな運命の変化が起こる確率がかなり高い!という事です。
足場が不安定な時期なので、そういう時期にズルズルしているとバレて大事になったり、よからぬ災難にも遭いかねないという事にもなります。
が故に、しんどく感じたりする事も多い時期です。大きな変化の前の冬眠時期というのでしょうか。土なので停滞。
※私自身も接木運中は大変しんどさを感じました。進み具合が悪かったり動いている割には手応えが感じにくい等。
彼女は何となくですが、(危険な方の予感)を察知したのでしょう。
自分自身の行動もおのずとそういう風に動きたくなる。
その時は分からなくても結果『そう動いてた!』と後で感じるかもしれません。
危機管理というものはカンの良い方なら気がつくかもしれませんが、なかなか普通は気がつきません。
※割と経営者の方とかなら常に敏感なので感じ易いかも知れませんが。
運命の流れは受け入れないといけませんが、変化が訪れる時期がある程度分かれば、それに向けて準備や気構えが出来たりします。
心の予防線として、ご自身の変化の時期を知り・回避や前進する判断材料として、活かしていける事が占いの本来の意味だと思っております。
ご自身の運気の巡りを知って、大きな変化に対応できる心構えを持っておかれると宜しいかと思います。
さいごに。変化は怖い事でもありながら、逆に嫌な事も仕切り直し出来るとも考えられます。
ステップアップ出来る事も・思いとどまる事も出来ます。
人生いい事ばかり続く事はありません。
その逆もしかりです。
現実をいうと、人生はしんどい(大変な)事の方が多い感じがします。
後、運勢上は良い時期(更に大変よい時期)の方が圧倒的に少ないです。
運命の流れを知る事が、転ばぬ先の杖(回避はできないけれど大コケしない・暗示を上手く活かす)と捉えて頂けたら幸いです。
それでは今日はこの辺で。
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