赤 兩椛(せき りょうか)です。
離婚を本気で考えるなら何を差し置いてもまずお金と仕事です!即・離婚出来る人の特徴2つと即・離婚出来ない人は『3つの事』を意識して今後の仕事を考えてください。
今日は夫婦関係について書いてみたいと思います。(どちらかというと妻側の場合で書いています。)
◆もくじ◆
離婚したい・・でも・・(躊躇)の人。沢山いらっしゃいます。
私は常々このブログに書いてますが、
結婚は結婚する前が一番盛り上がる!
後は己の修行・・・(失礼)
愛はやがて情(家族愛)や惰性に変わるのです。
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結婚⇒ゴールではなく、結婚してからが人生第2の試練なんです。
結婚⇒出産⇒子育てや仕事・・夫婦はどうなっていくの?
まず、結婚した当初の気持ちで何十年も相手の事をスキスキ!愛してる!でいられる人は限りなく少ないでしょう。。(独身の方・新婚の方夢を壊してゴメンなさいね・・)
性格の相性・金銭感覚含む価値観・時間の使い方・食や趣味の好み・子供を持つなら子育てへの接し方・考え方が永劫ぴったり合う人なんてほぼいません。
そもそも、結婚してみないと分からない事がいっぱい。
最初は合っていたと感じていたことも一緒に暮らしだすと『???』と思うことだって多々出てきます。
これは大恋愛・略奪婚した人でも同じ。
どれだけ燃え上がって🔥🔥一緒になったとしてもです。(それでも情になる)
結婚は生活なのです。恋愛時代の延長ではいられないのです。
距離が近すぎると良い所の再確認も勿論あるのですが、イヤな所の方にフォーカスされる方が多いように感じます。
●何もかも腹が立つ!一緒に居たくない!離婚したい!
⇓
●でも子供が居るから出来ない!まだ小さな子供を抱えて一人で育てられない!
⇓
●自立できるような仕事に就いてないから経済力がない!
⇓
●よく考えたら一人になって生きていくほど強くないし、やっぱり寂しいのかな・・・
とこの辺りを堂々巡りで考えられている方が殆どだと思います。
しかし、上記の条件を満たされてない方でも、離婚される方はいらっしゃいます。
勢いで離婚される方もおられますし、どうしようもない相手といる事の方が苦痛(お金を家に入れてくれない・酷いレベルのDVやアルコール中毒・異性関係・・等)
なら、仕事やお金があろうがなかろうが早く別れたい!と思えるかもしれません。
ようは躊躇できる時点で、メリットデメリットを考えたら自分にとってデメリットの方が大きいと考え離婚に至れないのかも知れません。
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綺麗ごと抜きで、誰しもある程度はメリット・デメリットで考えてしまう所はあります。
ではどのような人なら離婚のハードルが低いの?
離婚でダメージを受けない人はいないと思います。
皆さんよく仰られているのは
『離婚は結婚よりエネルギーを大変消耗します。』
二人で貯めたお金の分配や片方が納得できなければ裁判もありうる。
子供が居ればなおさらで、親権問題・慰謝料や養育費・今後の住処等・・
お互いの意見が一致・納得し話が折り合う事はなかなか大変でありエネルギーを相当遣います。
大概は、片や別れたい・片や別れたくない(別れに消極的)です。
私が思う離婚のハードルが低い人の特徴としては
①実家の支援(金銭・住まい・子育てのヘルプ等)があり、実家へ帰りやすい環境の人。
②自分で仕事を持っており、それなりに収入の確保の見込みがある人。
子供の有無によって離婚は躊躇はするが、大体①②が整っていれば(要は金銭的な事)離婚へのハードルは低いです。
離婚する事が悪いのでしょうか?
人それぞれ、事情がありますのでここで細かくパターンを分析して書くのは省略しますが、離婚が悪い事ではありませんが一つ言うなら
引き取る側の親の気持ち(金銭・ヘルプ環境含め)が安定していれば(大人側は)そこまで問題ないと思います。
逆に言えば、いくら両親が揃っていてもいがみ合い、暴力行為も日常茶飯事で荒れていれば、それは子供の記憶として後に何ら影響する元になる確率は大きいです。
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親子関係について私の考えを書いています。
『子どものために我慢・・』よく聞くけれどその思いって本当に正しいのだろうか?
本当は自分がフルタイムで働いて自活する自信がない(しんどい・・一人は寂しい・・)と心の中で思っているから、子供のせいにしてる所はありませんか?
実は子供を隠れ蓑にして、そういう心理もあるのです。
もし別れたいのなら、まず仕事の確保を!
現在仕事がある人なら問題はないのですが、まず本気で離婚を考えるならやはり経済的自立ですよね。
①離婚後の生活費がどれくらいかかるかをおおよそ計算しておく。
そして①を得る為、自分がどれくらい働かないといけないのか?を逆算し考える。
②離婚してから仕事を探すのではなく、パート・アルバイトでもいいのでまず働いておく事が前提。(ここが非常に重要)
仮に夫から、慰謝料・養育費があると言っても、(一括でお金を頂かない限り)口約束の場合いつ滞るかも分からない。(念書は書いてもらう方がベター)
子供が小さいなら、なるべくその期間は子育てに理解がある職場を選ぶ方が自分自身のストレスも少ない。(子供の学校行事・体調不良等で休まざるを得ない場合が多々あるから。)
(子供さんが成人している)なら離婚のハードルも下がるでしょう。
③ご自身のスキルを磨く努力をする。
単に働くではなく、ご自身で生活していくという事は、生活費を一から稼がなくてはいけない。
その為にお給料(時給)を上げるために何をするべきか?⇒それはやはりご自身の専門分野を持つべきでしょう。
資格習得というのも一つですし、資格はなくてもその分野で人と同じでないもの(魅力)がある。(例えば、抜群の営業力や技術を持つ・人が集まる(好かれる)要素を持ち併せる・発想(アイデア)を形に起こすのが上手・作品を作れる事が出来る)等。
(今すぐ離婚ではなくても)その時の為に、コツコツ数年かけてでも自分に出来る事を探し働く。
ただ単に働くのではなく、自分の好きな事や強みを考え⇒それを最大限生かしお給料を上げる環境へ進むにはどうすればいいのか?何が出来るかを追求する。
これからは年金も減っていき、生活する事・生きて行く事自体更に厳しくなっていきます。
自活するならそれ位考えないとこの世の中渡っていけません。※子供さんが居ればなおさらです。
1にも2にも生活の為に仕事⇒お金を稼ぐ事が大変重要になってきます。
さいごに。人はそんなに立派でもないし強くもない。
結婚も離婚も人生においては大きな賭けになります。
して良かったか悪かったはしてみないと分かりません。
『長く結婚生活を続けている人は、逆に言うと折り合いをつけて我慢する部分を飲み込んできたともいうし、自分にはその働きを一人で背負う自信がない・・と考えたからなのかもしれないし、本当に配偶者と居たかったからいたのかも知れない。』
結婚するなら円満で幸せな家庭を築きたいと誰しも願い結婚するけれど、そこに想定外の事が起きたり苦しさが耐えられないレベルで生じた場合『我慢すること』が本当の自分の幸せなんだろうか?
とはいえ、我慢する事をやめるなら、生活を自分一人で背負う大きな覚悟・(子供がいれば)自分で育てて行く覚悟も必要になってくる。
※現代、離婚しても女性側が引き取るケースは昔より減少傾向になりつつあります。離婚理由にもよりますし(例えば女性側の不貞で離婚等)、経済的な事・子供を育てる為の環境(ヘルプの有無が大きいか否か)にもよります。
『子供の為に我慢する!』と言いながら離婚出来ないでいるのは、本当に子供の為を考えて言っているのだろうか?
過剰な我慢をして苦しそうにしている母親より、私ならちょっと勝手だけれど明るくチャキチャキ仕事も頑張っている母親の方が、心配が少ないから気が楽なのではないだろうか?(これは私目線ですが)
『困難にぶつかった時、社会や環境や誰かのせいにせず、自分で切りぬけようという思考』
がないと離婚をしても自立は出来にくいと思うので、上記の覚悟がないなら離婚は思いとどまった方があなたにとっては楽かもしれません。
人はそんなに立派でも強くもないから、誰かと居て『1』にしようとする。
でも結婚生活で想定外の事も起きるのでそんな時、必ずしも離婚する事が悪い事ではないという事(でも覚悟が必要ですよ。)という事だけは忘れずにいてくださいね。
『何とかやっていける!』という気持ちももちろん大事ですが、安易に考えすぎるのも良くないので、離婚には『働き続ける覚悟・自分が人より出来る事は何か?を追求する』事がテーマになってくるのではないでしょうか。
当方に鑑定にお越しの方は、単に離婚だけを考えているのではなく、『離婚とご自身の働き方をどうするべきか?』をお考えの方が多い気がしています。
それでは今日はこの辺で。
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