赤 兩椛（せき りょうか）です。
四柱推命は流派によっては帝王切開の方は、八字の状況と実際が乖離している例があるとも言われているみたいです。本当にそうなのでしょうか？帝王切開の方の鑑定・検証(シリーズ全５回)をしてみました。
帝王切開と時柱の検証ー②をしてみたいと思います。
今日は前回の引き続きで第２弾⇒『帝王切開と出生時間(時柱)の検証①』
この度、久々この検証をする事ができました。
実は前回の記事を書いた後に、７歳・１０歳のお子さんを持つママさんに協力してもらいましたが、あまり事象がハッキリせず(小さすぎる⇒良い時期・悪い時期の区別も曖昧で検証するにも内容が少なすぎる)為、やはり子供は無理だな・・(分かってはいたけれど)と感じており、そこからストップしていました。
せめて、３０歳以上の人が良いな～と感じていました。
時は流れ・・
今年に入り『自分自身が帝王切開で生まれた！』と当方にご連絡くださった方がいらっしゃいました。
３０代・女性ーB子さんです。
ご自身の勉強の為にも知りたいと仰ってくださり（現在四柱推命を勉強されているとの事で、私の記事に辿り着かれたらしいです。）
そしてご協力頂き、今回この記事を書くことができました。
B子さん、ありがとうございます！
大変丁寧に書いてくださってすごく検証しがいがありました。感謝しております。
結論から言いますと、B子さんと時柱の温度差はあまり感じませんでしたが・・
B子さんが事細かに書いてくださったので、幼少時期～現在までの出来事で○（喜）・×（忌）と大運を照らし合わせました。
命式から観えたご自身の性格を簡単にお伝えし、現在のご職業も周りからは『向いている』と言われておられるらしく、子供の頃から現在の事象も照らし合わせ考えたら（ご本人様にも確認しましたが）ほぼ一致しておりました。
ただ
上記振り返りましたが、赤さんに結論頂いたように、私もあまりズレを感じませんでしたね。
ただ一点、思い込みからの違和感なのかどうなのか、少々気になる点がありました。
⇧ご自身でお勉強された範囲では、ご自身を従旺格だと思っておられたらしいのですが、私の鑑定では（伺った出生時間では）従旺格には該当しなかったのです。
■関連記事
従旺格ってどんな命式？
『極身強(従旺格・従強格)の人①～簡単に説明！』
B子さんは命式三柱に月支含む半合を持っておられ、仮に時柱にその支があれば方合成立で、命式が変わって外格となるのですが、聞いたお時間と外格になる支の時間帯とが合わないのですよ。。
【追記】
B子さんより、再度命式をご確認していただいた所『従旺格ではない』と、ご納得されておられました。
時柱は晩年を表す場所です。
後は、子供や目下等も表します。
まだ人生で体験していない場所の事なのでなんとも言えないのですが、仮に従旺格が成立した場合は、ご自身で何かやっていく方がいいだろうし、、とはいえ、私が伺った時柱では(元々、比劫も強く独立心も感じられエネルギッシュな方には感じますが)
●将来会社勤めかな～と感じる並び。
●今までの事象・性格も照らし合わせ考えたら、何となく従旺格の人ではない感じがする。。
と直感的に感じたので、それをお伝えさせて頂きました。
そもそも、
『帝王切開の人は当たらない・当たり辛い？』
というなら、この先の実体験で判断するしかないですよね。。
※時柱は一般的には６０歳以降と考えるのですが、私は５０代半ば位で考えています。
そして、私が習った先生は『時柱の傾向が３０代辺りから出てくる』と仰ってましたのでまさに、その時柱がB子さんが今されているお仕事(職種・環境)を示しているのにも見えなくもない。
※現在お勤めの会社に居続けるかは別として。
さいごに。これもB子さんにお伝えした内容なのですが・・
『帝王切開の場合、夕方までに手術をする確率が高い』⇒多分、手術なので医師都合？でオペは昼(午前中～夕方辺り)にするって感じかな？
しかし、B子さんは、２１時台生まれ。
前回のA子さんは、１７時台生まれ。
子供さんお二人は、１人は１９時台・１人は２０時台で・・どういう事？って感じです。笑
と考えるとまたまた、この記事に考えが戻ってしまいました・・⇒『帝王切開と出生時間(時柱)の検証①』
でもまだまだ引き続き検証出来たらして行こうと思っております。
※また新たな検証ご協力C子様の記事です。⇒『帝王切開と出生時間(時柱)の検証③』
B子さん、この度はご協力ありがとうございました！
■関連記事
B子さんは検証から本鑑定のご依頼をしてくださりました。
『鑑定のご感想を頂きました。３０代・営業職(検証協力者)・女性』
B子さんとは他流派ですがこれも何かのご縁。色々また教えてくださいね。
四柱推命って、流派とかで意見も『こっちが正しい！』『あっちが正しい！』みたいな雰囲気もあるし、そういうのは正直面倒くさいと私は思います。
自分の流派(考え方)が正解！みたいな思い込み過ぎは良くないですし、その時々の時代の流れも考慮しないといけないと思いますし、鑑定士自身においても日々勉強と試行錯誤を繰り返しアップデートしていますので、昔と同じ考えではありません。
私は私の学習した道で検証しながら我が道をユックリ進んで行こう＋占術を使用し、ご依頼者様の今のお悩み⇒突破に繋がる心に残る(刺さる)ヒント＆ご提案をお伝え出来たらな・・と思いながら鑑定をしております。
それでは今日はこの辺で。
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■関連記事
『Q：時柱(出生時間)が不明ですが占えますか？当たらなくなりますか？』
