赤 兩椛(せき りょうか)です。
先日、行きつけの美容院で働く30代の男性スタッフに
『結婚出来るかどうか知りたい!』
と言われたので、(そこの店長さんには占いの宣伝をして頂いてる事もあり)お礼の意味含め、簡単に男性スタッフの方の命式を見てみました。
ちなみに私は店長担当なので、彼とは話をしたことがありません。
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命式のバランスや元命・大運―年運等ざっと見てみました。
彼は五行に偏りがあり、火と土がない命式でした。
赤 兩椛:『27歳から大運・傷官の時期に入っているから、しんどい時期ではなかった?(現在もその最中)』
すると彼は(以下Aさん)
Aさん:『27歳からしんどい時期ってなんでわかるのですか??』
『・・・その通りで、27歳位から色々あって(中略)ホントここ数年引きこもりというか、人間不信もあり、うまくいかず(冗談でだと思いますが)家にロープ置いてるんですよ。笑』
『それまでの人生は自分でもビックリするくらい順調だったのです。それが27歳になり無茶苦茶運勢が悪くなって。。。』
『でもまだその時期を抜けるまで、2年もあるんですか??ガーーーン!』
『今なんとなくお付き合いを予感している人がいるのです。今年は進めそうですか?』
赤 兩椛:『でも考えようによったら、大運・傷官に入ったばかりではなく、後2年したら厳しい時期が去ると考えてみて!』
『その中でも、今年は出会いや結びつきの暗示もあるし発展はあるよ。焦らずゆっくり進むこと。』
『今はAさんの精神的な事を立て直す時期でもあり、恋愛はいいと思うけれど、結婚はその胸のザワザワしたものや身辺が落ち着いてからのがいいんじゃないかな?』
『大運・傷官だからと言って、ずっと10年運気が悪い訳では無いよ。』
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多分ご本人に結婚願望はあると思うので(結婚出来るか聞いてこられたくらいですから)彼も結婚願望はあるものの、時期は今じゃないのを体感では気がついておられるような感じには見受けられました。
最後に性格的な事も簡単にお伝えしました。
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■関連記事
大運について書いています。
『【四柱推命】大運について・大運が替わる時(10年毎の転換期)』
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Aさん:『いやーーービックリしました!見透かれて怖い!!』
『あと2年か・・。長いですね。』
『でも聞いて良かった。何だかスッキリした。ありがとうございます‼‼』
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傷官の大運とは?
大運・傷官の時期は仕事で行き詰ったり、人間関係に厳しくなったり、離別・孤立・神経的に過敏になったりする時期です。
人を否定的に見てしまったり、自分の殻に閉じこもる所もあります。
自分の能力が上手く発揮できず悶々する事もあるでしょう。
白黒ハッキリつけたがる時にもなるので、離婚したり、会社でうまく行かずトラブルを起こしたり空気の悪い状況もあるかもしれません。
仕事(官)を傷つける時期と言えば時期ですからね。転職等もあります。
しかし、傷官の大運だからといって10年間悪い時期が続くのではなく、大運ー用神との関係・大運ー年運との兼ね合いを総合的に見て判断します。
そして厳しくてもその時期を受け入れ、今後の自分の方向性を定め自分で何が出来るか考え極める時期だと考えて下さい。
その時期を乗り超えた後、才能が開花する事もあります。
なので精神的に厳しい(しんどい事)が多い10年ですが
自分と向き合う10年と捉えて下さい。
そんな時期はみんな廻ってくるよ!
寿命にもよりますが、大抵の方が生きてる間に大運・傷官の時期は巡ってきます。
以前鑑定した方でも、10代の頃に大運・傷官が巡ってこられた方で、受験がうまく行かなくて志望校に入れず荒れたけれど、20代後半から自分を立て直すとメキメキ頭角を表し、ご自身でウェブ関係の仕事で独立され成果を上げられています。
ある40代の男性も、30代で大運・傷官が巡り、身弱で十二運も弱い時期で、仕事で転勤・転勤を言い渡され業務に振り回され、ボロボロになりながらも腐らず頑張られた方ですが、今出世され役員です。
共通点としては、そのしんどい時期に自分をどう見つめ直し、どう頑張れるかです。
その時期をひたすら努力して耐えた人→結果が出る一歩手前の修業期間と思って下さい。
羽生結弦選手に関しては大運・年運共に傷官の時期にオリンピック2連覇されています。
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一般人からすると厳しい時期でもそれすら味方につける。やっぱり普通じゃない!
羽生選手は時期的に相当精神的にも肉体的にもしんどかったと思われます。
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で
何が言いたいかと言いますと、悪い時期でも我慢・ひたすら努力していると状況は必ず好転します!
苦しい時期は皆平等とは言いませんが、その時期にどう過ごすか?で後の発展は変わってくると思います。
しんどい渦中は
『なんで自分だけ‼』
『こんな仕事(所)辞めてやる‼』
『努力してるのに認めてもらえない‼』
『恋愛も散々うまく行かない‼』
『人なんて信じられない‼』
と感じる時期が少し長くあるかもしれません。
そこで踏ん張れなかった人が大運・傷官があけても、前に進めず・ネガティブのままいるのかもしれません。
でもその時期があったからこそ、成長出来たりする事もきっとあるはずです。
なので大運・傷官はしんどい時期ではあるが
●自分が今後どうやって行きたいかを選択し、どう発揮していくかを考える時期と捉える。
●うまく行かなくても今は仕方ない時期と諦める。
●孤独で人と接触は少なくなってもそういう時期だと考える。人付き合いも積極的でなくても良い。
●自分が極めれるものを探してみる。自分に意識を向ける。
人生とはうまく流れる時期の方が少なく、苦しい時期の方が多いのだといい意味で諦め受け入れて下さい。
人生の流れを(仕方なくでも良いので)自然に受け止めるのです。
その中で
『今傷官の時期だ。人生のサイクルで厳しい時だ!しかしいずれトンネルから出れる!』
と考えて頂けると、少しは心の重荷が軽くなるのではないでしょうか。
傷官に負けないで!
それでは今日はこの辺で。
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傷官シリーズパート2|どういうマインドで過ごせばよいか更に念押しする為に書きました。