赤 兩椛(せき りょうか)です。
乙ー辛の相性は良くないって聞くけれど本当?!
日干の関係だけでは言えませんが、そう言われています。どうしてそう言われているのか?を書いています。
日干・乙ー辛って…相性っていいの?
相性・・好きな人が出来たら気になりますよね。友人関係でも(占いをしていたら)ちょっと気になりますよね。
好きな人との相性や配偶者との相性・親子の相性を時々ご依頼で頂くのですが、今日は『意外にこの組み合わせ(ペア)多くない?』について書いてみたいとおもいます。
先日このようなツイートをしました。⇩
辛&乙は(日干のみの判断では良くない関係ですが)良きも悪きもご縁があるのか?このご夫婦・カップルを多く見受けられます😀
※忘れていましたが、自分の両親もこの関係です😅#四柱推命
— 赤 兩椛(せき りょうか)四柱推命|命名・姓名判断|タロット|人生の相談事 (@uraurastar7) April 7, 2023
ご依頼では、乙ー辛ペアが多い傾向。
私の両親もこの組み合わせです。
ご依頼以外でも、乙ー辛のご夫婦・カップルは結構お聞きするのですよ。
※勿論、日干だけでの相性判断は出来ません。相性は全体を観ないといけませんが、簡易相性では割と日干で相性判断されたりもしています。
で!相性はどうなの?
●乙は五行の木⇒草花(苗木・草・植物)
●辛は五行の金⇒カッターやハサミ(刃物・宝石・月)
辛(金)⇒剋⇒乙(木)の関係となり、辛の(カッター・ハサミ)に乙(草花)が斬られてしまうと考えます。
※乙の声⇒痛いよ~刈り取らないで~!
※この関係乙から観て七殺は辛(自分が剋される関係)じゃないですか・・(..;)ちなみに、辛から観た七殺は丁。
ですから、乙にとって辛は脅威となる(無情の剋)なので、辛に一方的にやっつけられる干関係となります。
ここは四柱推命の不思議?という所で、通常金は金でも、もっと力の強い庚(斧・日本刀)の方が乙を剋する関係となりそうなものですが、庚ー乙なら(有情の剋)となり乙は庚と引き合い(干合の関係)となり、乙は庚の力をコントロールする事が出来るのです。
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『【四柱推命】干合(かんごう)の変化ってどうなるの?何が変わるの?』
と考えますと、日干の干関係では乙ー辛は✖とされるのですが、現実社会では引き寄せられ、カップルや結婚しておられるペアが多いのですよ。
①知人のA子さん(乙さん身弱)は、知り合ってご縁がある・引き合う傾向にある人は(辛身旺男性)が多いらしく、(干関係は悪いけれど)何故か導かれご縁があるらしいです。
②知人のB子さん(乙さん身旺)は、超~恋愛体質。元旦那様・彼氏(過去好きになる人含め)辛強身旺男性多し。何故かご縁がある。
③知人のc子さん(乙さん中庸)、辛の身弱男性と結婚。辛男性に振り回されている。(でも好き)
何故でしょうか……。
●自分がブッタ斬られる事に衝撃を受けるので刺激がある関係なのでしょうか。。(辛の強身旺の人は結構キツいですよ~。※ちなみに私の父親です。笑)
恋愛は刺激がスパイス?必要ですからね。
ま、、その辺りも2人の身の強弱・命式のバランス等もあるので、一概に辛が乙を剋している訳ではなく、逆パターンもあります。
後、無情の七殺の関係では、丁ー癸コンビもよろしくないとされておりますが、(あくまで命式上ですが)相性があまり良くない人も実際にいらっしゃいましたが、何十人も検証をした訳ではないので実際は分りません。この関係は消すか消されるかでハラハラするような刺激があるかも?
実際は丁ー癸カップル・ご夫婦も多いかも知れませんね~。
辛にとっては丁が宜しくないとも言われますが、そこも日干だけでは言い難く、季節調候・バランスなども加味しなければいけません。
ところで命式から観る相性って重要なの?
ま、、こちらに関しては鑑定士さんによって考えは違うと思いますが、私はさほど重要ではないと思っています。
先日このようなツイートをしました。⇩
気になる人との 相性を知りたい人は多いと思います
しかし、必ずしも五行バランスが取れているから良い・日干の相剋や冲・合の成立関係・用神あるから良いとも言い難いパターンも多い
ですから、相性は簡易的に観る位で(個人的には良いと思う)結婚生活は相性判断では予測できない事が起こりますから😅— 赤 兩椛(せき りょうか)四柱推命|命名・姓名判断|タロット|人生の相談事 (@uraurastar7) March 25, 2023
上記理由ですが、自分はそう思っておりますので簡易でしか相性は観ません。
相手の大運がどうなっているかも重要で、それでも異なってきますしね。
ガッツリ相性占いをした所で(個人的には)あまり意味がないと思っています。
何故かと言うと、結婚生活は命式知を越えた(嬉しい事もイヤな事も)出てきます。
ある程度定められた観方でよい関係⇒用神の有無・五行のバランス、干合支合をしているからと言って良い夫婦関係でもないですし(私自身、干合支合男性と出会いはありましたが、恋愛発展にはならないタイプでした。)後、刑冲、互換空亡があるから完全に合わない訳ではないと個人的には思っています。
結婚は生活なので、(命式上から観てどんなに相性は良くても)生活を共にすればイザコザは出てきます。
甘い新婚生活がいつまでも続く訳ではなく、結婚とは共同生活・共同作業なのです。
2人の元々育った環境⇒周囲環境(人間関係)からの考え方の違い=価値観をモロにぶつけ合う場所(結婚生活)になるのです。
ですから命式<<<実相性、あまり命式の相性には囚われなくて良いと個人的には思っています。
後、自分にとっては良くても、相手にとっては好ましくない相性もあります。
自分自身の事を観るのに、四柱推命は優れていると思います。
さいごに。まとめ!
ちょっと脱線しましたが、まとめます。
●乙&辛は(日干のみの判断ではあまり良くない関係ですが)良きも悪きもご縁があるのか?このご夫婦・カップルを多く見受けられます。
●自分が剋される(ブッタ斬られる事)に衝撃を受けるので、刺激がある関係?になるのかも。位置的には、七殺(偏官)の位置にあたるので。偏官は自分にとって扱いにくいが魅力(思い通りにならない魅力)がある人?
●結婚生活は命式知を越えた(嬉しい事もイヤな事も)出てくるので、相性通りにはならないのであくまで参考までに。
●全く違う観方になりますがフォロワーさんが、『辛(月・宝石)、乙(花)とすれば美しさを競うみたいなところはあるのかもしれない』とツイートしてくれました。
もしかしたらそういう一面もあるかもしれません。こういう感じ?⇩
月に照らされた美しい花。
どっちが上?美しさを競ってる?
辛の美意識や持って生まれたセンス、乙のけなげさや和み・花を咲かせた姿に互いが引き合うのかも?知れません。
これからの令和の時代は、四柱推命も色んな観方・解釈の幅を持たせ(勿論基本は持ちつつ、ご依頼者様にとって意外な発想だけど、スッと腑に落ちる解釈を読める人が)鑑定士として必要とされる気がしています。
それでは今日はこの辺で。
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