赤 兩椛(せき りょうか)です。
(個人の命式にもよりますが)ソードのカード展開が多い⇒四柱推命でいう所の、官殺が強く働く時と考え、注意の時期として考えても良いかも知れませんね。
◆もくじ◆
タロットのソード(剣)を見たら四柱推命の官殺を思い出す?!
※この記事は2025年5月に加筆しました。
私は他占術とのリンクも想像しながら覚えるクセがあるのですが、タロットのソードを見て『これは四柱推命で言う官星(官殺)ではないか?!』と感じたので今日はその思いをブログで書いてみようと思います。
※これはあくまで私がそう思うだけで、『観方として正しいかどうか?』は分かりませんが、私が感じた事です。
四柱推命の『官殺』が分からない方はこちらをお読み下さい。⇩
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タロットは四元素と言いまして4つのグループに分かれます。
①ワンド(棒)⇒(火)燃え上がる情熱・前進
②ソード(剣)⇒(風)鋭い判断力・理性・試練・攻撃
③ペンタクル(金貨)⇒(地)お金・現実・安定
④カップ(聖杯)⇒(水)情や愛情・精神・繋がり
⇧ソードはこのカード達。皆、剣を持っているでしょう?(ライダー版では)14枚あります。
良く絵を見て頂くと、剣が自分に刺さったり、闘っていたり、目隠しや悩んでいたり・・・と絵を見ただけでも、『なんだかしんどそうだね・・』って感じが伝わると思います。
しんどい...
そして上記②番⇒ソードは、四柱推命で例えたら、官星(官殺)っぽいな~ってふと感じたのですよ。
ソードの強い人は自らを律す(ストイック)内省・試練・学ぶ力は強いですが、度が過ぎると他者攻撃や嫉妬深い、もしくは完全自滅型ともよめますね〜(;´Д`)
自分に対してそれを用いる人はまだいいけれど、友人や職場でそれを振りかざしてばかりだと、まーまーうっとおしい存在ですよね
— 赤 兩椛(せき りょうか)四柱推命|命名・姓名判断|タロット|人生の相談事 (@uraurastar7) August 14, 2022
ツイートしたら結構反応が良かったので、ソードってやっぱり皆さんそういうイメージを持っているのね・・って思いました。
官星とは?
四柱推命で官星は我がを剋する五行。基本の五行では金の定位置となります。
(個人の命式によるのですが)官殺(正官は正しく律する・偏官は攻撃性を秘めている)は、自分を剋す(戦うや規制する、抑える)星となり、良い働きなら自制(コントロール)が効く・試練で磨かれるとなりますが、強く作用すると人の犠牲になったり、割に合わないような事をする羽目になる通変星です。
悪く働くと、傷つけられるとか、自己を強くコントロールしたり酷使する傾向があります。後、縛りに耐えきれず暴走する恐れもあります。
暴走して人様に迷惑をかけないようにしないと…
自分への試練や攻撃性などを表すので甘くはないイメージで、(私が占った場合ですが)仕事関係で行き詰っている時や、転職したいときにこのカードがズラズラ並ぶ傾向があり、『今は厳しい』と読みます。
恋愛もそう出る傾向高いかな~。
後、金は『否定』とかの意味合いを含んだりもするかな?と個人的に解釈しています。人生は、ここの位置(時期)を歯を食いしばって乗り越えないとな~と思ったりします。
官星は命式において大事なポジションなんです。
この辺りのお話はまた別の機会で。
官星は五行では金。イメージとは?
「庚」「辛」は推命の五行でいう『金』の気が作用しています。
これらは五行の中でも特に鋭利な性質を持つ五行で、まるで刀や鋭いハサミのように、容赦なく切り込んでくる存在です。
「庚」は鋼鉄の塊。未精錬の原石(塊)を一気に断ち割るような、荒々しくも真っ直ぐな力を持っています。

岩を斬る⚡
この庚が自分に向かうとき、甘さ、依存心、暴走心、曖昧な態度にメスを入れてくるのです。「真に強くなるための鍛錬(訓練を積んで心身共にタフになる)」事を求められているのが庚=タロットのソード。
一方「辛」は冷ややか。庚のように表立った力ではないけれど、内面をじわじわと削るような働きをします。辛は、美しさと冷徹さを兼ね備えた金。
見た目より複雑性が…
宝石ではいられず、、しれっとグサリ⚡
不要な感情や執着を容赦なく切り離そうとします。それは時に、裏切りや失望といった形で現れることもあるでしょう。
心の奥に刺さるその痛み(ソード)は、「そのもの」の本質を見極め(洞察力や観察眼、審識)を養いなさい」と促しているのです。
後、体調が悪い時にもソードは出やすいです。
誰しも試練の時期って辛いし落ち込むし、悲劇のヒロイン?になってまいがちです。
私だけなんでこうなるの…?
そこで、良いソードの効いた健康的な人ならば
今自分はとってもしんどい時期ではあるが、自制心を持って困難を乗り越えていこう!
となるのですが、心身が健康でない?ソードが効いた人ならば
●自分をコントロール出来ず、暴走または自滅していく。攻撃性が増している。
●自分の利益しか考えない(卑怯な心)・嫉妬に狂う・勢いはあるが即終了等々…。
このパターンに分かれます。
なので私的には、自分に向かう刃(試練)という意味で=ソードと官殺はリンクするな~!と感じたというお話です。
さいごに。イメージで勉強していく方法。
程よい緊張感や自制は自分にとって良い働きになりますが、自分を酷使しすぎたり、人から攻撃されると心が疲弊し、刃が人に向かったり、自分を追い詰める事になりますので、自分の中で『今ソードが強く働いてる!』って感じた時は思い切って休憩・ペースダウンする等の選択をし、心のコントロールをして下さいね。
亀になりましょう。
イライラを誰かにぶつけ攻撃&発散したつもりになっても、いずれそれは自分に戻ってきます。(自分の体験からも、色んな人を見てきても)これは95%言い切れます。
※この世に100%はないので95%としました。
ブーメランですよ。
さいごに。
そして、これはあくまでこれは私が感じるイメージなので、解釈が正解かどうかは分かりません。
しかしこうやってイメージしながら占術を覚えたり、他の占術ともリンクさせていく事で、鑑定でこたえられる(イメージの)引き出しは増えると思っています。
一杯詰まってる~
それでは今日はこの辺で。