【四柱推命】支合について。生合と剋合、観方について。

赤 兩椛(せき りょうか)です。

 

四柱推命で支合は十二支のうちの二つが手を結ぶ関係の事をいいます。

生合と剋合について」「支合の種類や観方、変化の五行について書いています。

 

はじめに。

 

 

まずはじめに。四柱推命は流派や鑑定士で考えが異なりますので、あくまでも私の考え方を書いております。

 

こちらのブログでは初心者さんに向けて支合の説明を書いています。

 

支合とは?

 

結合・和合関係。


四柱推命でいう「合」とは、基本的には手を結ぶ(引き合う)関係になると考えます。

 

合には他に、干合・方合・三合会局があります。

 

■関連記事

三合会局・方合・四墓土局(結合)について。(図解アリ)

 

図解で説明。支合の例題。

 

 

支合は六合(りくごう)ともいい、地支同士が仲良しだと考えます。

 

※上記の図の丸を地球と見立てて、太陽の経路にあたる支同士を支合の関係と考えます。

 

隣り合う支合が強く結ばれると考え、遠隔の支合の作用は劣ると考えます。

 

基本的には隣接支合を取ります。

 

たとえば

 

時日月年

丑子

 

☝の並びの命式があったとします。

 

日柱と月柱は支合しています。日柱(自分)を含むので影響は強いと考えます。

 

※年柱を親、月柱を自分、日は配偶者、時柱は子供として考えると、月と日が支合している=すなわち、配偶者との関係が良いという風に考えます。

 

※地支は内部として考えます。(天干は外部。)

 

ですから、地支が支合していたら内部⇒つまり家庭として考えるので、上記の支合の場合、夫婦関係が良い、もしくは肉体上の融合(所謂、体の相性が良い)なども示すポイントの一つになるという事なのです。

 

支合の種類は6種類あります。

 

 

☝同じ色の所と支合します。

 

支合も干合のように、変化する五行があるのですが、干合のように十干が変化するものではなく、内包されている五行の力量が支合される事によって強まると考えます。 (※天干に何が出ているか?化す化さないも流派・鑑定士により解釈が異なる。)

 

一般的には下記の五行に変化とされています。

 

※意見がバラバラな所で、私も色々研究をしております。

 

子ー丑は土に変化。(地)

亥ー寅は木に変化。(春)

戌ー卯は火に変化。(夏)

辰ー酉は金に変化。(秋)

申ー巳は水に変化。(冬)

午ー未は火に変化。(天)

 

※ちなみに私は、子ー丑は水として考えています。

 

支合にも生・剋がある。

 

 

亥ー寅、辰ー酉、午ー未は生合といい、子ー丑、戌ー卯、申ー巳は剋合といいます。

 

たとえば、辰と酉なら土生金で生じる合、子と丑なら土剋水で剋する合と考えます。

 

※剋合の方が生合よりスムーズにはいかない要素を持っています。

 

ただ、 剋合だからと言って、剋される側が必ずしも弱い訳ではありません。 

 

本鑑定では地支全てを加味し、どのような状態になっているか?を考え、命式全体を判断した上で検討するのですが、初心者さんにはそこはまだ難しいので、支合にも2種類あって、生合と剋合があると覚えてください。

 

もう一つ言うと、巳ー申は刑や破という(分離作用)とも被るので、観方は少し悩ましい所です。後、寅ー亥も破と被りますが、そこもどう見るか?が異なります。

 

まとめ!最後にひとこと。

 

 

●支合は基本的には良い関係(手を結ぶ関係)として考える。

 

隣り合う支合は強く作用し(基本は隣接支合を取る)遠隔になるほど作用は薄れる。

 

●天干は外部、地支は内部という事で、内部は家庭環境などを意味する。自分の命式に支合が成立した場合、位置関係で誰と仲が良いかも推測できる。

 

五行の力量が支合によって強まる(変化)と考えるが、干合のような十干の変化はない。

※変化した五行、化す・化さないの考え方は流派・鑑定士によって異なる。

 

●支合には生合と剋合がある。 剋合だからと言って、剋される側が必ずしも弱い訳ではない。 

 

●支合は手を結びあうという関係でもあるが、縛り合い的な読み方もできるので、不自由とか離婚できないなどの意味合いもある。

 

●合は合でも支合は、方合や三合会局より結びつきは弱い合だと考える。(ここも流派・鑑定士によって異なる。)支合は見ていないという流派もある。

 

後、これは余談で自分の考えですが、支合の位置を数字に置き換え考えたら、13となるので、 如何なる難事を切り抜け富貴幸福 」の意味があるので、やはり結ばれる関係として良いと考えるのだな~と思ったり。

 

カップルも夫婦も結びつく迄、結びついた後も色々あるけれど縁はあるって事かな?と。

 

あ、、あくまで私の考えです。

 

最後にひとこと

 

支合は取り方が人により色々分かれる所で迷いますが(私も迷いながらやっております。)

 

最初は書籍や先生に教えて頂いた事で実践し、更に四柱推命の研究を深めたい人は、その答えを自分で探っていく事が出来るか否か?  となりますね。

 

四柱推命を極める」って自分で色々命式研究をして、自分なりの答えを鑑定結果を検証しながら考える。そういう事の繰り返しなんで時間もかかりますし中々大変です。笑

 

それでは今日はこの辺で。

せき りょうか 東京在住・元関西人。占いを通し人の性情を知り、奥が深いな~と日々感じながら鑑定しています。占いって自分や人をより深く知るもの・転ばぬ先の杖・今後のヒントを知ることだと思っています。おいしい料理とお酒を食することが最高の幸せ! 詳しいプロフィールはこちら
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