赤 兩椛(せき りょうか)です。
今日は30代後半男性・Kさん⇓⇓のお悩みについて書いてみたいと思います。
中堅企業の中間管理職の男性からお聞きする『なんだかね・・⤵』を書いてみたいと思います。
『中間管理職になったのに、妻に文句ばかり言われます!』
『出世して、文句言われるって・・自分もストレスです!』
あらら・・お若く出世したのにね。。
サラリーマンでも昭和の時代は、課長・部長になったら、基本給やボーナスも結構上がり、奥さんや子供から『パパ!凄い!』と言われていたはずなのに、令和の現代は中間管理職になったら、残業代もつかず微々たる基本給アップと引き換えに、責任と業務だけ増え上から下からの板挟み。
中間管理職になれば決まった時間に帰る事も出来ず、社内外業務・人間関係は納得いかない上司の判断で動くしかない・覇気のない使えない部下のマネジメント業務・やる事だらけ。
物価や税金が高くなってる分、微々たる昇給位では手取りが下がってるのが現実。
副業しようにも副業に充てる時間もない。
しかも共稼ぎの現代では、妻の立場からすると子供が小さければ、中間管理職になって帰ってくる時間がよめない融通の利かない夫より、子育てのフォローをしてくれる、残業代のつく役職のない夫がむしろありがたいかもしれません。
中間管理職のお父さん、お疲れ様です。
中間管理職も、現代は早い方では30代でなりますよね。
早い出世=出来る男で、家族に尊敬されるばかりと思いきや・・。
多分、小さなお子さんのいらっしゃらないご家庭ならそこまで問題はないと思うのですが、小さなお子さんがいて奥さまも働いてる環境だと、かなり奥さま側の負担が大きく、そこがまた夫婦関係に亀裂が入る部分となっていきます。
特に子供が小さい頃は、子供の病気などで親も仕事を休まないといけない時があります。
インフルエンザや水疱瘡・風疹等まだまだありますが、学校から登校禁止にされますから休まざるを得ない。
お互い働いているなら、夫もそのような時に即対応出来る環境ならいいですが、管理職なら余計言い辛い!(特に40代以上の世代はそういう感覚)となると、妻側が休むしかない確率の方が高くなりますよね。
パートといえど、人数ギリギリで回してる所なら数日間の急なお休みは言いづらいですし、子供の預け先もなく、妻側もそれが苦痛で乗り切れず、せっかくの正社員の座を辞める人もいます。
そして数年後仕事に就こうとしてもブランクが空きすぎて、前ほどの条件の会社に巡り合えない⇒夫に暗澹たる気持ちを持つ。
こういう小さな積み重ねが、夫婦の距離を少しずつ離していくのでしょうか・・(苦笑)
結論=1馬力の生活が無理なら、我慢してそこを乗り切るしかないと思います。
何故管理職になれたのか?は会社によって基準・思惑が違いますので何とも言えないのですが、本当にKさんが仕事の出来ない人なら、中間管理職には抜擢されないはずです。
中間管理職はストレスは多いと思いますが、もうそこは仕方ないです。
日本社会の中間管理職の働きはそのような会社が多いのです。
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それが無理だと思うなら、自身で起業し個人事業主になる道を選ぶか(しかし、個人事業主になったら軌道に乗るまでもっと自分の時間は無くなるかもしれません。)
転職も良いとは思いますが、ある程度の今後の設計もなしに『管理職がイヤだから』という理由では、独身ならいいかも知れませんが、家族がいるなら考えないといけません。
家計が1馬力でやっていけるならば、奥さまがお仕事を辞められてもいいかとは思いますが、生活水準をどう持って行きたいか?で、また考えは変わります。
お金を得ようと思うなら、奥さまのお小言は聞き流す。
何かを得る為には何かは諦めないといけません。
若くして出世した僕を癒してくれる妻像を、あまり求め過ぎてはいけません。(ゴメンナサイね)
夫婦間の事ですが、先の事はどこのご家庭もなにがあるか?どうなるか?なんて分かりません。
先日離婚したタレントのSHELLEYさんだって、離婚を言い渡されたのが『寝耳に水』だったと言ってました。
どれだけ揉めようが、揉めよまいが、離婚する場合・しない場合があります。
Kさんのストレスが溜まるのも十分理解できますが、Kさんご自身も少しずつガス抜きしながら、大変ですが何とかここを乗り切って下さい。
そして会社員で全うするおつもりなら、40代で役員迄上り詰めたら、また違う世界が見えるかもしれないし、力をつける事ができたら、45歳手前位で転職してみるのもいいかも知れません。
30代で管理職になれるという事は、十分今後の可能性もお持ちだという事ですよ。有能な人材なら、40半ばの転職も可能です。
そんな自分に自信を持って下さい。
家庭人と仕事人。
日本社会では決してイコールにはなりませんが、思い甲羅(責任)を背負って生きた人間には、必ずいい事がおこりますよ!
Kさん、頑張ってくださいね!
それでは今日はこの辺で。
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