赤 兩椛(せき りょうか)です。
子供は生まれてくる環境や親を選べません。生まれたスタート地点の環境で、今後の人生を左右するという理不尽があります。子供に伝えられる事を考えてみました。
◆もくじ◆
大沢樹生さん・喜多嶋舞さん(元夫婦)のお子さん⇒大沢零次さん(大沢さんとは血縁関係なし)が、女性への傷害容疑で逮捕されました。
20歳を超えた大人ですし、被害者の女性の心や体の傷を考えると、やった事は完全に悪いですし犯罪です。
彼の生い立ちに同情する点は大いにありますが、親が有名人であったからこそこの問題は大きく騒がれました。
綺麗事で言うと、その環境を乗り越えて
『親にはゴタゴタがあったけれど、俺は負けずにここまで頑張ったんだ!』
という風になるべきなんでしょうが、
もし私が同じ立場だったなら?
を考えたらやっぱり
『親の勝手で生きにくい思いを強いられ、籍や住居もコロコロ変わり、両親は新しい家族と楽しそうにして!私はどうなるの?』
と親を許せず自暴自棄になり荒れていたかもしれません。
女の子は特に母親をシビアに見てしまう所があるから、男の子より許せない思いで母親を嫌いになるかもしれません。男の子だって自分の母親が女の部分は正直見たくないはずです。
子供は皆、親に自分を見て欲しいと思っています。
母親にも色々事情はあったのかもしれませんが、そこは理解したくない心境になると思います。
同じころに千葉県野田市の心愛ちゃんが、父親に虐待されて亡くなってしまいました。
母親も自分の子供をかばう事が出来ず。。SOSを発信していたのに。。
自分の子供にそんなことが出来るものなのか?報道が悲しすぎます。
世の中、生まれてきた家にお金もあって、子供に愛情を注ぐ親に恵まれ、しつけや教育を一緒に支え育ててくれる人もいるのに
生まれてきた環境が複雑だったり・親が経済的に恵まれてなくて弱者の子供が辛い目にあう環境・親の色々な理由できちんとした事がしてもらえず、働くしかなかった人も世の中沢山います。
子供に『やりたいことをさせてあげたい!』と思って頑張れますか?
生まれてくる環境は自分では選べません。
その環境によってその後の人生が大きく変わるなんて理不尽もいい所。
ハッキリ言って不公平です。
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➀経済的に豊かな家の子供に生まれたら、塾なども沢山通わせられ、留学なども親の援助で行かせてもらえる恵まれた子もいます。
例えば医者の子供は医者を目指したり、お金はかかっても親の環境と同じことが目指せたり・多様な人生の選択をする事が可能な場合が多いです。
②上記程ではなくても、親が一生懸命子供の為に働いて、子供が志望している道に最大限寄り添って頑張られている親もいます。
③子供に最低限の事はするけれど、子供の将来はさほど気にならない親もいます。
④親が子供を育児放棄(ネグレクト)し、挙句DVを働く親もいます。
現実的の数として多いのは②③あたりでしょうか。
自分が子供の立場なら、①か②に生まれたいです。
③は普通と言えば普通なのかも知れませんが、子供側からすると、あまり自分に関心を持たれてない感じもする?ような気がします。
本音を言うなら①が一番いいかも知れません。
何でも遠慮せず選べる環境ですから。
お金が全てではありませんが、お金があると出来る事も増えます。
幸せって色々な形があるから、何が正解かは分かりません。
●貧しくても親子・兄弟が仲良くできたらそれが幸せだとも思います。
●義務教育だけしか受けてないからといって不幸ではありません。
身体が健康ならどんな仕事をしてでも生きて行けます。
でも先を考えたら親は先に死にます。
その時に、最低限子供が困らない生き方を出来るような環境に、どうにかしてあげたいと私は思います。
子供の希望する道へ、ある程度は応援してあげる為には、お金があるに越したことはないと思っています。
でもそうならば、自分も頑張らないといけません。(とても学費がかかる事や、現実的に仕事に繋がりにくい事なら諦めさせるかもしれませんが。)
でもお金はなくてもしてあげれることはあります。
子供に『親は僕・私を見てくれているんだ!』
と伝え続ける事。
最終的に周りの人が敵になるような事があっても
『〇〇ちゃんの事をちゃんと見てるし味方だから、困ったことがあったら一緒に考えよう!』
と伝え続ける事です。
子供に腹が立ったり、育てる途中で思い通りにいかないことも多々あります。
悩まされることが多いと
『この子を産まなければよかった!』
と思ってしまうことだってあります。
子育ては我慢が一杯です。
でも子供にとっては自分を味方してくれる人は親しかいないのです。
子供にとって親が自分を見てくれてない事が、一番辛い事でもあります。
親が仕事で忙しい人なら、おじいちゃん・おばあちゃんの存在は助かりますが、それでも味方してくれる1番手は親です。
大沢零次さんも、どちらかがきちっと彼を見てあげて(血縁で言うとお母さんですよね。)良き悪きを教え
『あなたの事をいつも思っているよ・見ているよ!』
と伝えていたら、このような事件を起こす事はもしかしたらなかったかもしれません。
さいごに。生まれた環境を子供は受け入れる事しか出来ません。
生まれてきた環境で選択する道も限られてしまうのは納得がいかないことも大いにありますが、そんな事を今更思っても仕方ない。
だったら
●自分は子供に生きる術として、何を教えてあげたり与えてあげられるのか?
を考えながら、子供に
『あなたを見てるからね!』
と伝え続けて行くと、反抗する事はあっても子供の心の中に
『あまり親を悲しませてはいけないな。。。』
って気持ちがしっかり刻まれていくような気がいたします。
生まれた環境に不公平はあるけれど、親なりに一生懸命働いたり・接していると子供には必ず伝わると思っています。
悲しい思いをする子供が減っていく世の中になるといいのになと思います。
それでは今日はこの辺で。
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