赤 兩椛(せき りょうか)です。
コロナ終息の目途は立たず『2020年に新規事業・個人事業起業したい(するつもりでいた)けれど、今は止めた方がいいと思いますか?』とのお悩みを聞きました。⇒答え:やる事によると思います。
◆もくじ◆
『2020年に新規事業・個人起業したい(するつもりでいた)けれど、今は止めた方がいいと思いますか?』
というお悩みの方にメッセージです。
コロナのようなウイルスが世界中に大流行するとは、3ヶ月前には想像もできなかった事。
オリンピックも延期になるほどの騒ぎ。感染者・死者も多数。
こればかりは想像を超えていましたね・・。
『時期だけで考えるならそうかも知れないし、業種によったらむしろ良いのでは?』というのが私の本音です。
前回のブログにも書きましたが⇒『コロナで転職の影響は?失業?を悩んでいるあなたへ』
景気は今後数年落ち込むとは思いますが、業種によっては全く影響は受けない業界だってあります。
なので、全体的に言うと景気が悪いのかもしれませんが、
『全ての業種が悪い』
とは一概には言えません。
悪いながらも『勝ち組』の人は必ずいます。
コロナはまだ終息(完全に終わる)どころか、収束(一旦落ち着く)もしていません。
この調子が年単位で続いたら、いくら大手だって持ちこたえる事はできません。
起業を考えている・・⇒どの状態なのか?
●これから勉強して数年後に・・起業を!と考えていた人。
●もうすでに動き出している(いた)人。
ではまた違ってきますよね。
もうすでに動き出していた人なら引くに引けないので、この状況でなら
『どうやったら、自分のサービスが興味を引き、選んでもらえるのだろう?』
『お客様に満足感を与えることが出来るのはどうするべきだろう??』
を今までより更に深く考えないといけないかも知れません。
後、多額の借金をしてまで事業を開始することは、現時点では非常にリスクがあると思います。
固定経費が高ければ高いほど、(更に借金があればあるほど)リスクは高い時期となります。
今は自分の器で出来る範囲で地道にやれることをしながら、時期を待ちましょう。
しばらく停滞期、消費低下は間違いないかもしれませんが、一番重視しないといけないのは
『あなたが考えてるそのビジネスの需要がコロナの影響を受けず、必要とされ見込めそうか?』
ってことではないでしょうか。
『業界的に今、厳しいだろう』と判断するなら、進むのはいいですが、あまり元手はかけないことです。
派手にするなって事です。
ただ工夫次第では起業がダメというわけでは全くありません!
お客様目線のアイデアなら、チャンスがつかめる事もあります。
この間、町工場の人が今入手困難なマスクを
『家にあるTシャツで作る、ミシンやゴムも使わず作れる!』
キットを販売したとテレビで見ました。※私も注文しました。
元々マスク屋さんではなく、印刷屋さん?みたいですが、こういう新たな発想で売れる商品を生み出す事だって出来ます。
私の場合でも同じです。
占い業界も多分ダメージ受けていると思います。
何故なら、対面鑑定の場合、コロナの状況で鑑定がNGとなります。
私も3月の対面鑑定はお客様とは相互でマスク、再度緊急事態宣言が出てからは対面鑑定は受け付けていません。
私は、電話鑑定やチャットはやってないのでよくわからないのですが、この辺りはリモートなので、対面鑑定のみよりはダメージ少ないでしょうか。
メール鑑定も(アナログですが)リモートなので、メール鑑定を受け付けていたならまだ受け皿はあります。
今、これだけリモートワーク、リモートワークと世間で騒がれ、今後占いの世界も、利便性=zoom等を導入しないと生き残れない時代が来ているのが体感としてあります。
世の中便利さが進んでいますので、お客様の立場からすると
『なるべく現地に足を運ぶ労力を減らしたい!』
と思う方も多いです。※特に遠方の方。
しかし占い師側が、それらのデジタルツールを使いこなせる人・お客様もそのツールに使用が抵抗ない人となれば何の問題もないのですが、
ある程度の年齢の人が顧客だったり、(職業がwebマーケティング系のお仕事等でもしてない限り)、導入するなら覚える事やテストはしないといけませんので、デジタルに不得意な占い師なら(私も含め)大変です。
しかし、そこも人によるのですが
『鑑定は対面よ!』
とあくまでも占い師側がこだわるなら、この状況⇒収益減少は仕方ないです。
※知人のみの集客で鑑定が成り立ってる人ならその限りではありません。
確かに対面鑑定は意志疎通も取りやすいです。
リモートがいくら発達しても対面の臨場感にはかなわないと思います。
しかし、今の時代
視点をお客様の利便性に合わせると、やるべきことは増え、私みたいなブログやSNSからの集客の場合は、特にそれが必要となります。
いずれ落ち着いてきて、また現状に戻る日は来るとは思いますが、今後の運営として、私の場合なら新たにリモートワークもできる術を持ち、提供できる事を考え、
『お客様が求めるものは?』
『自分のサービスで何が解消できる?何が提案が出来る?』
『あの人に見てもらいたい!』
という事を、更に深く・深く考えないといけないという事です。
この状況から取り入れる新たな試みは大変ですが、必ずご自身の経験と成長に繋がります。
さいごに。じゃあ今起業はしない方がいいの?
新規でやる場合は、コロナの年にスタートという意味で結構大変かもしれませんが、それはご本人様が今までやってきた経験や金銭的事情(金銭的余力があるか?)によっても変わってくると思います。
なので、一概に景気が良くないからダメではありません。
一番肝心となるのは、早い結果を求めるのなら、そのビジネスの需要がこの時期に見込めそうか?ってだと思います。
後はそのサービスが、今、欲しいものであるかどうか?
今飲食店などはもろに影響を受けており、お店のお料理をテイクアウトできる方向にシフトしているところも多いです。
何かのコラムで見たのですが、
『飲食事業は、コロナ後の店舗に関して郊外の家賃が安い所を探し、テイクアウト専門店の店をやった方がいい!』
と書いている方がいましたが、それは今の状況だけ考えたらそりゃー、そう!なのですが、この状況の事のみで
『じゃあ、これから郊外に店を構え総菜屋を開こう!』
も、ちょっと違うと思うのです。
勿論、この状況下での一時しのぎは必要で、テイクアウトでもご注文があればやっていくべきだとは思いますが、それは一つの案に過ぎない話です。
人がやらない事をする人が勝つ場合もあります。皆と同じ方向ではなく、逆路線の発想を持つ。
現在、それぞれの立場で理不尽を背負わされていますが、
●世の中ピンチの裏にビジネスチャンスがある。
●あえて同業者と逆方向。
という考え方もある事を忘れないでいてください。
先の事は分かりませんが、少しその先を読む、わずかな気持ちの余裕を持てればいいなと思います。
進むばかりではなく、考えた上で、起業する事を諦める事も勿論アリです。
後、運気とかの関係もありますので、このような時期でも、今後運気が悪くない時期なら何とか乗り越えられるのではないかな?と個人的には思います。(気持ち的に頑張れる意味合い含め。)
この状況下でも、これから起業される人・起業した人を心より応援したいと思います。
リスクを背負う事を選んだ生き方に、きっと自己成長できる何かはあるはずです。
それでは今日はこの辺で。
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