
赤 兩椛(せき りょうか)です。
「命卜カード」を使いながら、「十二支で見る季節の巡り」についてをできるだけ感覚的にお話ししてみます。
◆もくじ◆
四柱推命では「季節感」がとても大切にされます。
実はその季節の流れは、十二支にそのまま刻まれています。
今日は「命卜カード」を使いながら、「十二支で見る季節の巡り」を、できるだけ感覚的にお話ししてみます。※🔰さん向けに書いたので難しい話はしません。
四柱推命が生まれた背景は、農耕社会・自然と共に生きる世界です。
この考えの根底には、自然と木火土金水が互いに影響し合い、調和を保つという『五行説』の思想が息づいています。

●いつ種をまくか?
●いつ育ち、いつ実るか?
●いつ畑を休ませ準備期間とするか?
これらはすべて時期(月)や季節次第ですよね。
冬の田んぼに種をまいても、季節が合わなければ苗は育ちません。種まきには、それに適した季節があります。

お米は芒種の時期に苗を植える
十二支と月について説明します。
◆1年の巡りを命卜カードで表現してみました。
四柱推命での1年の始まりは2/4頃(寅月→立春)スタートとなります。

時計回りに
・寅は2月
・卯は3月
・辰は4月
↑季節は春
・巳は5月
・午は6月
・未は7月
↑季節は夏
・申は8月
・酉は9月
・戌は10月
↑季節は秋
・亥は11月
・子は12月
・丑は1月
↑季節は冬
↓
新しい年「寅月」に戻るとなります。
四柱推命で命式を読み解く場合、どの季節の気の中で生まれたかが重視されます。
同じ五行でも、季節月で「その働き方」が変わるからです。
これが季節感が重要とされる一番の理由です。
たとえば「水」で考えると…
・冬の水 → かなり冷たい
・夏の水 → 蒸発しやすい
五行は同じでも、時期(月)が違えば性質も役割もまったく異なってきます。
だから四柱推命では「水がある・ない」だけではなく、「今、その水は活きている使い方が出来るのか?」も含め検討するのです。
四柱推命における「季節」とは?
四柱推命の季節=自然界の気の状態と考えます。
ですから、暦の季節と体感の季節は少しズレます。
特に昨今、夏が長く秋が無い状態?ですね~汗
例えば寅月は2月なのですが、体感では雪も降ったりしてかなり寒いけれど、季節は春となります。
寒いけれど、目に見えない春の気(木気)が動き出したとみなします。
※四柱推命の季節は、カレンダー上の月ではなく太陽の動き(二十四節気)に基づいています。

※今このブログを書いているのは立春(寅月)前→大寒です。
四柱推命でいう季節とは、カレンダー上の季節というより、「その時、自然界にどんな気が満ちているか」という考え方です。 そしてそれを表しているのが、十二支でもあります。
ここから本題!十二支で見る季節の流れ
十二支は、季節を4つに区切っただけでなく、「季節の始まり・盛り・次への準備と切り替え」までを表しています。

再度登場の季節の図
◆ 季節ー春のグループ【寅・卯・辰】
寅:芽吹きの直前/動き出す気
卯:成長・拡大
辰:季節の切り替え・調整
寅はまだ寒さが残る中で、内側でエネルギーが動き始める時。
卯は一気に外へ広がり、成長が目に見える時期。
辰は春の終わりであり、次の季節へ移るための調整役。
◆ 季節ー夏のグループ【巳・午・未】
巳:熱がこもり始める
午:陽の極み
未:熱を抱えたまま落ち着かせる
巳は、内側にあった熱が表に現れ始める時。
午は、陽の気が最も高まり活動がピークに達する時期。
未は、強まった熱を抱えたまま、次の季節へ向けて落ち着かせていく調整役。
◆季節ー 秋のグループ【申・酉・戌】
申:収穫に向けて動く
酉:完成・刈り取り
戌:形を固める、守る
申は、外へ広がっていたエネルギーを回収し始める時。
酉は、成熟・収穫が進み、成果がはっきりと形になる時期。
戌は、得たものを固め、守りながら次の季節へ備える調整役。
◆ 季節ー冬のグループ【亥・子・丑】
亥:エネルギーを内へ
子:完全な休止・種の状態
丑:次に備えて力を蓄える
亥は、エネルギーを外から内へ引き戻していく時。
子は、動きが止まり、次の始まりに向けて力を蓄える時期。
丑は、静かな状態の中で、次の季節へ向けた準備と調整役。
※この季節のグループを「方合」と言います。→🔰さんは、こういう言葉があるという事だけ覚えておいてください。
季節の「境目」に注目する視点
上の解説文の赤字の部分を見てください。
辰・未・戌・丑といった土の支は「季節の境目」です。
こちらも重要な役割になる支となります。→ 季節のカテゴリーには入っていますが土用(どよう)といい、次の季節に調整・移行する時期と考えます。
まとめ&十二支の重要性。

四柱推命において十二支は、ただの動物の順番ではありません。
自然のリズムを教えてくれる「暦」でもあります。
後、十二支は季節のほかに方角や時間も表します 。
◆関連記事
後、 地支は現実を表します。人の土台でもあります。
命式を見る時、少し季節や配置を思い浮かべてみるだけで、四柱推命はぐっと立体的になります。
覚えよう!ではなく、イメージで掴む事を私はおススメしています。
この感覚を掴む事は、四柱推命の上達において「命式を立体的に捉える」⇒重要な鍵であり推命を覚える近道にもなると思います。
※詳しくはまた違う機会に。
四柱推命を語る時、「十干は◯◯で〜」が取り上げられがちですが、地支(十二支)に隠れたパワーがあり、命式八字と、巡る季節が運と重なるとどう変化するか?を読み解きするのです。
それでは今日はこの辺で。
