赤 兩椛(せき りょうか)です。
◆もくじ◆
この間ふと頭に浮かびました。
易や九星・姓名判断(流派によって異なる?)は、水は困難やネガティブに観る場合が多い
四柱ではそれはないしなんで?と思う(とはいえ、水浸し命式は厳しいけれど😅)
むしろ水は生命線だよね。
— 赤 兩椛(せき りょうか)四柱推命|ビジネスネーム|タロット|サブ占術-九星 易|人生の相談事 (@uraurastar7) September 26, 2025
「そういえば(五行⇒水)って、易でも九星気学でも割とネガティブな要素を含む意味合いに考えられるけれど、四柱推命では(多少そういう側面はあるけれど)他の占術よりはネガティブに捉えられていない気がするなぁ」と。
※この記事では私が感じた事を書いていますので、(合ってるか間違っているかは分かりませんので)占術雑談として聞いてくださいね。
易や九星気学での「水」=困難の象意とされます。
※姓名判断でも、水はネガティブな判断がされており、特に人格に水がくると悪くなります。
【注意】流派によって採用や概念は異なります。
易卦の「坎(水)」は「陥る・危険・迷い・閉塞」といった象意を持ちます。
坎の字は「土と欠」と書くので、「土台がない」という感じなのでしょうか?
「穴に落ちる」というイメージから、人生上の難関や不安定さを表します。
九星気学でも「一白水星=坎宮」は「困難・悩み・秘密・情事・病気」などを象徴することが多いです。
周易の延長といえる部分が九星にはありますので、「水=困難の象」と強調されやすい。
四柱推命での「水」=(木)生き物を育てる!
五行の中で唯一の生き物⇒木(甲・乙)
いえいえ、生き物だけではありません。人間にとっても最も必要なのは水。
水が生命維持に不可欠な役割を担っています。
人は食べ物がなくても数週間は生きられますが、水を一滴も飲まないと4~5日程度で命を落とすと言われています。
四柱推命は 命式全体の五行バランス を重視する学問
四柱推命での水は「流動性・知恵・情報・交流・柔軟性」などの象意を持ち、必ずしも困難的な事を前提としません。
水は「木を生じ⇒火を剋し⇒金から生まれる」ように、四柱推命は五行の循環の中での役割を見ているため、五行単体ではあまり考えません。
※でも九星も相生・相剋の五行の循環で考えるよね?
過多なら「困難・不安定・優柔不断・放浪・冷え・色情注意」などの難は出ますが(これは水だけではなく、他の五行でも多すぎるとその五行のネガティブな面が出やすいです。)
適量なら「知恵・柔軟性」としてプラスに働きます。
違いの根本とは?
易や九星⇒象意の「卦」から連想 ⇒単一イメージが強調されやすい(坎=困難や苦労)
「水」を象徴的(意味やメッセージの伝達)に、捉えている感じというのかな?
四柱推命は「五行のバランスと相互作用」で考える⇒「 水」だけ捉えてネガティブとせず、状況に応じて吉凶が変化すると考える。
四柱推命は「水」を相対的(他との比較・関係性によって成り立つ)と捉え、命式のバランスによって吉凶を判断するため、単一ではネガティブな表現はされにくい。という感じなのでしょうか?
まとめとさいごに。アルコールは水なの?
水商売は何故「水」がつくの?
うーーん、ハッキリした事は分かりませんが、状況や条件が景気で移ろいやすく、客の気持ちもその時々で変わる(不安定)なので予想しにくい⇒働く時刻は水の時間(夜~夜中)、いつ流れ去ってしまうかわからない=「水」物と言う意味でしょうか?
易・九星で水は「坎=陥る」と直結しやすく、困難・迷いが前面に出る感じ。
四柱推命の「水」はあくまで「五行の一要素」であり、他の五行との関係性⇒バランスを重視な感じ。
水は多すぎれば困難になるけれど、適量なら知恵・柔軟性の五行。
易・九星で言われている水の困難は、四柱推命で言う極まった症状(所謂大過不及)⇒(流されやすさ・不安定さ・融通の利かなさ・情報の弱さ)的だと感じます。
さいごに。アルコールの象意は、九星や易では「水」とされていますが、考え方として、「金」という考え方があったり、「火」という考え方もあります。※「木」と言うポストも以前見かけた気が?する。。
書籍にも書いてある事がバラバラです。
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「何を採用するか?」は、自分の実践鑑定で経験した事が答えになるはずです。
それでは今日はこの辺で。