赤 兩椛(せき りょうか)です。
人は何故『迷った時に占いをするのか?占いをどう活かす? どんな占い師に見てもらいたい?』を私見で書いてみました。
『自分の基本的な事を知り、方向性や時期を知ったり、心のお守りの言葉を探す』という感覚で当方の占いを利用して頂きたく思います。
占いの根源的な役割とは?
日常生活の中で、私たちは小さなころから何気なく「占い」に触れています。
朝のテレビや雑誌の星占い、神社のおみくじ、ネット上の簡単な診断と色々ありますよね。
古代においては狩猟や農耕の成功、国家の戦の勝敗まで、占いは生死を左右する切実なものでした。
人類が生き延びるためには、未来をどうにか予測する必要がありました。
実際には未来を「正確に言い当てる」ことは不可能ですが、占いは、不安定で予測できない世界に「意味」や「方向性」を与える役割を果たしてきたのです。
「人はなぜ占いを求めるのか?」を私なりに考えてみました。
占いの言葉は 、自己認知を助ける鏡 のような役割を果たします。
「自分はこういう傾向があるのかもしれない…」と気づくことは、心理的に大きな安心と整理につながると思うのです。
いい大人になると、人から指摘をもらえる事も少なくなりますし、また(その指摘を⇒特に悪い部分を)素直に客観的に受け入れられるか?も疑問ではあります。
ですから、全く知らない人(占い師)から客観的に、自分の性質や良い悪い部分・時期等を(占いを通し聞き)今後の参考にするのです。
●今、悩んでる事に対して誰かに話しを聞いてもらいたい。背中を押してもらいたい。自分では判断がつき辛い。
●親、友達よりニュートラルな観点から自分を見て助言して欲しい。相談事を身近な人に知られたくない。
●理にかなった説明、根拠も含めたアドバイスが欲しい。
●自分の良い時期・悪い時期(運勢)を知りたい。AとB、どちらの選択をすればよりよい選択になる可能性が高いのか。
●悪い流れや、時期を回避する為の心持ちを知りたい。
●流れのいい時に、結婚、就職、転職、独立等したい。
●恋人や結婚相手との出会い(別れ)の時期・相性を知りたい。
●夫(彼)、妻(彼女)、子供、親、の性格や適性が知りたい。
こんな感じの時に占いに行くのかな?
どんな鑑定士に見てもらいたい?
皆さん、占いをしてもらうなら当たる占い師さんに見てもらいたいですよね。
しかし、100%当たる占いは超能力者でない限りムリです。(超能力者でも(仕込みナシでは)100%はムリかも知れません。。)
何故なら、人の運命は単純な計算ではじき出されるものではないからです!
占いは「未来を当てるための統計」ではありません。
「現状を別の角度から捉える」 ための思考の補助具となります。
結果として、人は行動の指針を得たり、自分の考えを再確認したりできるのです。
命式上から、(確率として)良い時期や悪い時期・性格的な事は分かりますが、「全ての事を占いで決めたらいい!私のいう事は間違いない!」というような占い師さんは「逆に注意が必要」だと思います。
では占いには何を求め、『相談したい人ってどういう人?』を考えてみました。
ここは人それぞれ好みがあるので、こういう占い師さんが良い!はハッキリ言って無いです。と自分は思います。
「私が相談に行きたい占い師」の場合ですが、鑑定時間内に
『この相談者の方がどういう事で悩み、そして良い道に導ける具体的なアドバイス(運勢)とは?』を考えてくれる人。
『その人にとって今必要な言葉はどんな言葉か?』を考えてくれる人。
で、(ある程度)意図を外さず、シッカリ(上から目線的な言い方ではなく)占いを通して答えてくれそうな人かな?って感じます。
そして、後日
『また何かあったらあの人に見てもらいたいなぁ~』
と思えるような人じゃないかな?と。
後、『なんかこの人いいかも?』という直感も意外に外しません。本当です。
その為にも真剣なご相談をするなら、自分自身がそう思える占い師さんを、自分で探さないといけないかも知れません。
さいごに。占いの結果をどう活かす?
結局はご相談者さまが鑑定結果を聞いて『どう動いて行くか?現状維持するか?』によって人生は大きく変わってくると思います。
四柱推命等の占術は、生まれた宿命はある程度命式にも表れるといいますが、それも100%ではありません。⇒※参考記事『命式はヒント&目標に!振り回されてはいけないという事。
生まれ育った環境や親を変える事は出来ませんが、選択していく道で人生を変える事は可能です!行動気持ち次第で、可能性は広がるんです。
そして人生は想定外のことが起こりますので、
自分の適性や注意点を知っておけば、それを見越して考え動く事も出来ますし、早めに修正することも出来ます。
勿論、飛躍への足掛かりのヒントにもなります。
占いは未来を「完全に当てる技術」ではなく、不安と向き合うための心の支え。
自己理解を深め、行動の方向性を考えるためのツールとして人類が発展させてきた文化です。
だからこそ、時代や形を変えながらも残り、人は今なお占いを求め続けているのでしょう。
ご自身の良い所・悪い所を知り、気付きを得て、注意点を知り
方向性や時期を知ったり、心のお守りの言葉を探す。
という感覚で、当方の占いを利用して頂きたく思います。
もし苦しい事でお困りなら
『やり直しのタイミング』
新たな出発なら
『いつが良いかのタイミング』
等、あなたの今ある現状の中で最善の動きやヒントを持たらせる為のアドバイスを一緒に探すと捉えて頂けると幸いです。
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■参考記事